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2024年04月20日
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運動しなくても太らない体質へ

2010年04月03日
脂肪細胞から分泌する物質「アディポネクチン」ホルモンが、
脂質を燃やす働きがあることがわかりました。
インスリンの働きを高めて糖の代謝を促し、
炎症を抑える作用があります。
内臓脂肪が溜まっている肥満気味の人は、
アディポネクチンの分泌量が低いです。
また糖尿病患者もアディポネクチンが出にくくなることが知られています。
アディポネクチンが筋肉細胞で働いて糖や脂質の代謝を高めれば、
運動したのと同様の作用がある、
ということがマウスの実験で解明されました。
この仕組みを応用した薬が開発できれば、
人間にも同様の効果が期待できそうです。
アディポネクチンを増やすには脂肪が高い食品を食べ過ぎず、
運動をするのが基本です。
激しい運動は無理でも、
軽いウォーキングを数ヶ月続けるだけも効果があります。
食べ物では、緑黄色野菜や食物繊維、
大豆を食べるとアディポネクチンを増やすのに効果的です。
電化製品、インターネット、
自家用車の普及によって現代人は運動不足傾向にありますので
意識して運動する機会を増やしたほうが良いでしょう。

しかし、高齢や足腰のけがなどで運動が出来ない人もいます。
アディポネクチンの薬剤が開発されれば、
そういった方の糖尿病や生活習慣病の予防に役立つでしょう。
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生活習慣病

2008年10月31日
昔は、年齢により発症すると考えられていたので成人病といわれていましたが
現代では生活習慣が大きな原因の1つと考えられていますので、
成人病を「生活習慣病」と呼びます。
「体に負担がかかる生活習慣」を長い年月の間続けると引き起こされます。
具体的には糖尿病、脂質代謝異常症、高血圧などがあげられます。
生活習慣病かつ肥満もある場合にはメタボリックシンドロームと診断されます。
特にこの3つは自覚症状が出にくく、何も対策をしていない人が多いです。
やがては動脈硬化や心疾患を引き起こし、現代人の主な死亡原因であるがん、脳の疾患、心臓病も生活習慣と深い関わりがあります。
生活習慣病の原因は、乱れた食生活、運動不足、過度のストレス、喫煙、過度の飲酒、睡眠不足だといわれています。
もちろん個人差も大きく、食生活が乱れて運動不足でも健康が保てる人もいます。
このような悪い習慣を長く続けると一時的な症状が慢性化します。
そして生活習慣病から肥満になりメタボリックシンドロームになってしまいます。
生活習慣病にかかる人は30〜40代が多いです。
最近では小児糖尿病患者が増えています。食生活の大きな変化や運動不足が原因だと思われます。
メタボリックシンドロームを予防するために、日頃から生活習慣を注意しましょう。

メタボリックシンドローム検診3

2008年10月31日
検診で、メタボリックシンドローム予備軍と言われた人は「動機付け支援」ですが、メタボリックシンドロームと診断された場合には「積極的支援」を行います。動機付け支援だけでなく支援を継続し、行動目標を修正をはかりながらメタボリックシンドロームを改善します。初回面談で1人20分以上、グループなら8人以下で80分以上の時間をとり、「特定保健指導支援計画」を作成します。
対象者の行動をに合わせて、実現しやすい行動目標と行動計画を考えます。
期間は3ヶ月以上、定期的に支援していきます。

(1)積極的関与タイプ
行動計画の実施状況を確認し、実践的な指導を継続し中間評価も行います。
(2)励ましタイプ
ほめたり励ましたりしながら支援していきます。

どちらもポイント制になっていて電話支援で15ポイント、
メールで5ポイントが厚生労働省健康局で決定されています。
180ポイントになるまで支援を続けてもらいます。
6ヶ月後、行動目標が達成できたかどうか、生活習慣やメタボリックシンドロームが改善されたかなどを確認します。

メタボリックシンドローム検診2

2008年10月29日
40歳〜74歳の保険加入者が対象となるメタボリックシンドローム検診ですが、
この健康診断でメタボリックシンドロームと診断されると医師や管理栄養士による「特定保険指導」が行われます。
メタボリックシンドローム検診で出た結果から、生活習慣を見直してこれからの生活を一緒に見直していこうというもので、重篤な病気にかかるのを防ぎ、病気になりそうな人を早い段階で発見して、
指導することが目的です。
面接をして今後の行動目標を考えます。
長年の悪い生活習慣を改善するのは時間がかかりますが、対象者が具体的な目標を立てられるように指導します。
2012年度末までは看護師もメタボリックシンドロームの指導を行うことができます。
ただし保健指導の実務経験のある看護士になります。
メタボリックシンドロームの予備軍には「動機付け支援」を行います。
個人またはグループで行い、対象者はメタボリックシンドロームが及ぼす影響などを理解します。
次に生活習慣を変える目的を明確にし、食べ物や運動による改善を指導します。
有効に目標に近づく事が出来るよう、対象者をサポートし、行動計画表を作成します。

メタボリックシンドローム検診1

2008年10月19日
2008年4月からスタートしたメタボリックシンドローム検診。
一般的にはメタボ検診と言われていますが、
「特定健康診査」および「特定保健指導」が正式名称。
40歳から74歳の保険加入者が対象で、
全国で導入される健康診断なのです。
糖尿病、高血圧などの生活習慣病を防ぐ目的として
メタボリックシンドロームに注目し、
メタボに該当する人と予備軍に改善を促しています。
まず問診で生活習慣、行動習慣を問い、
診察ではCTスキャンなどをとった場合はそれを見ながら説明を受けます。
身体測定では身長、体重、肥満度、BMIを計ります。
今までの健康診断と違って腹囲も計ります。
血圧測定はメタボリックシンドロームの重要な診断基準の1つになります。
血液検査では、中性脂肪、血糖、HDL・LDLコレステロール、
GOT・GPT、y-GTP、HbA1cを検査します。
尿検査では尿糖、尿タンパクの有無を調べます。
医師の判断により心電図、貧血検査、眼底検査なども行います。
メタボリックシンドロームを重点的に検査するのが目的ですので、
胸部X線検査などの項目が削除されています。
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